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ホームページ開設にあたってのごあいさつ

新宿、と聞くとごみごみとした都会の喧噪をイメージしがちですが、
新宿御苑や戸山公園などの緑あふれる自然地区や早稲田の森を中心とした数多くの教育機関
新大久保界隈では韓国、中国、べトナム、ネパールなどエスニックな香り漂い
中井・落合地区にある染の里では地域の豊かな水源を生かし江戸時代から続く染色技法を、染物教室を開いて体験してもらうなど温故の文化を今に伝えています。
新宿という地区は様々な側面を持つ多種多様な都市と言えるでしょう。

私たち新宿区陸上競技協会は第五回新宿区区民健康マラソン大会運営者を中心に発足した新宿区最初の地域陸上競技団体で、平成3年4月1日に発足してから現在に至るまで様々な活動を行ってまいりました。区民、都民陸上競技大会や大島駅伝の運営協力はもちろん、近年では若きアスリートたちの育成にも注力しており、本年度からは小学生陸上教室の受託しオリンピック3大会連続出場の宇佐美彰朗先生をスペシャルアドバイザーに招きティガアスリートクラブの秋庭里彩選手、山口稜平選手をコーチに生徒数60名全20回のコースを実施致しました。
最初戸惑っていた生徒たちが次第に生き生きと身体を動かす様子には感動を覚えます。
また、国立競技場にて行われた区民陸上競技大会、健康マラソン大会では数名が入賞し目覚ましい躍進を遂げています。本年3月には市民ランナー、実業団、学生を交えた第13回GENJO打破大会（公認・非公認）開催を控えており、みなさんにお会い出来るのを楽しみにしている次第であります。

陸上競技は走る、跳ぶ、投げる、などあらゆる身体運動の基礎となる所作を競う競技です。それはあらゆる人を拒むことなく広く拓けたコミュニティであり、記録という自分と向き合う自己研鑽の場でもあります。そんな陸上競技を通じて選手たちのさらなる人間形成の助勢となりますれば幸いです。

この度HPを開設する最大の目的は大会情報を素早く告知し、コミュニケーション良化に資するべきと決断したためです。多種多様な人の住むこの地域の団体だからこそみなさまからの多種多様なご意見を束ね、より良いコミュニティひいては地域教育の発展に貢献したいと思っておりますので、厚いご支援、ご助力のほどよろしくお願い申し上げます。

令和5年3月吉日
新宿区陸上競技協会 会長　石郷岡 範昭
理事長　植野 卓雄